T.school Columnコラム

女性と会話する際に知っておくべき心構え「俯瞰カメラを持つ」

女性と会話する際に知っておくべき心構え「俯瞰カメラを持つ」

AV監督としての大事な仕事の一つに、事前にAV女優さんと一対一で話す「監督面接」というものがあります。これは、撮影をする前に女優さんの特徴を知るために行うときもあれば、キャスティング目的で行うときもあります。

私は、この20年以上の間に監督面接を2000人以上行ってきました。

監督面接は、私にとって人間観察としてだけではなく、女性との話し方や接し方を勉強するいい機会でもあります。つまり机上の理論学習ではなく、紛れもないノンフィクションに触れる機会であり、何よりも得難い貴重なフィールドワークの場だったわけです。

まさに、T.schoolを開設するにまでに至る、私のコミュニケーション理論構築の原点である監督面接ですが、今回はその際に意識していることについて書いてみようと思います。

監督面接で意識している「俯瞰(ふかん)カメラ」

私が監督面接の際に大切にするのは、自分の頭の中に、「俯瞰カメラ」を持つことです。「俯瞰」とは、映画などでもよくある高いところからカメラを構えて撮れる映像のことで、つまり、その場を上から広く見渡せるアングルのことです。

俯瞰(ふかん)の意識

監督面接の際、その女性と話しながら、同席する彼女のマネージャーも見ていたりします。さらに自分の事務所で面接する時は背後で働くスタッフたちのことも意識しています。

意識するのは、相手の女性だけではなく、その場所にいる全ての人たちが楽しく何でも話せる雰囲気を作り出せているかどうかです。

面接相手の女優さんが笑ったとき、隣のマネージャーも同様に笑えているかを見るのです。また、背後で働くスタッフが、耳をダンボにしているか察しようとします。そうして、周囲のスタッフやマネージャーが楽しい雰囲気になってると分かれば、心の中で「よっしゃ!」とガッツポーズになるのです。

なぜなら、そのような雰囲気を作り出せて初めて、女優志願の女性はバリアを取り払うことができ、女性と打ち解けることができるからです。

つまり、女性の気持ちを楽しくするには、その女性だけをターゲットに力ずくで楽しくさせるのではなくて、彼女の周辺全体を楽しい空気に包むことが大切だということです。空気があったまれば、彼女の心もあったまり、楽しい気持ちになります。気持ちが楽しくなり、話しやすい雰囲気になれば、当然、自分をさらけ出しやすくなります。

このように全体を意識するために、私は「自分の目線以外にもう1台の『俯瞰カメラ』(自分で自分を映しているカメラ)を置いている感覚を忘れないこと」を勧めています。

普段の女性とのコミュニケーションの中での俯瞰カメラ

意中の女性と話しているとき、相手に気に入られたいがために、必死に相手を楽しませようとしたり、自分のことを必死に話し続けたりしてはいませんか?

または、話すことを必死に考えすぎて、結局は言葉がでず、重たい空気になってしまたり…。しかし、一生懸命女性に話しかけるだけでは、あまりにも主観的になり空気が読めなくなることもあります。

複数名での会話

周囲が見えなくなりがちな方は、ターゲットの女性だけを見るのではなく、彼女の周囲、環境ごと楽しい雰囲気にすることを意識すべきです。

一対一での会話

女性と一対一のときも、頭の中に俯瞰カメラを構え、自分と彼女の置かれている状況を客観的に見ましょう。その場を客観的に見て、楽しい空気になっているかどうかを常に意識することは複数人での会話と変わりません。

心は情熱で埋め尽くし、頭には「俯瞰カメラ」を持ち、自分たちの周辺が楽しい空気になるように心がけるのです。

私が会ったネットナンパ師の話

少し話がそれますが、こんなエピソードがあります。

私はかつて、ネット専門のナンパ師と会ったことがあります。彼と話してみて、自分が彼のマネをするのはどうかと思いましたが、大いに勉強になったことがあるのです。

ネット専門のナンパ師は、初対面の女性をメールという文面だけで口説き落としてしまいます。相手の顔すら見えない、ほとんど情報がない状態なのに、女性をその気にさせてしまい、情報が何もない女性に、決して不信感を持たれない…。これはある意味、特殊技術ですよね。

女性がその気になっているのかどうかをメールのやり取りだけで判断してしまう。これは巧みな文章術のほかに「相手との距離感」の取り方がバツグンにうまいということが言えます。

つまり、口説こうとしている女性、さらに自分のことすらも「客観視」して、上からの「俯瞰カメラ」で見ることができるのです。第3者の目線を持てれば、口説いている最中の自分が、みっともなくないかを冷静に見ることができます。

自分自身を「俯瞰カメラ」で見て、客観視できるかどうかが、モテと非モテの境界線と言っても過言ではないということを、不覚にも学ばされた出来事でした。

まとめ

いかがでしたか?ネットナンパ師の例は適切でなかったかもしれませんが、学ぶべきものもあると思うのです。

面接でも普段の会話でもいつでもそうですが、会話とは、何も考えずに話すよりも、自分を冷静に見つめる視点も併せ持ったうえで臨むことで、相手をより楽しませたり充実させることができます。

場の空気が楽しい雰囲気になると、彼女の気持ちにもその空気が吹き込まれ、楽しい気持ちになり、もっとあなたと話したくなりますよ!

第三者の目で自分を見つめる「俯瞰カメラ」をモテ!


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